慶雲5年(708)に国内初の自然銅を発見したところとの伝承があるところ。このことにより元号が「慶雲」から「和銅」に変更された。遺跡には巨大な「和同開珎」のモニュメントがある。また、露天掘り跡と伝わるところは地質学上貴重な「出牛‐黒谷断層」で、外秩父山地の岩石(約2億年前)と秩父盆地の新第三紀の地層(約1500万年前)との境となっている。
近くには「金山彦命」を祭神とした聖神社がある。この神社には自然銅や当時の元明天皇から下賜されたと伝わる銅製のムカデ1対が、宝物庫に奉納されている。最近はお金に所縁があり金運スポットと多くの観光客が訪れている。