石造りの仁王様が力強く大地を踏みしめる山門をくぐると、約三百段の石段が目の前に迫る。境内には「爪彫りの磨崖仏」といわれる千躰仏があり、また、奥の院へ向かう途中の岩窟にも石仏があり、全山で十万八千体の石仏があるといわれている。