菊水寺は秩父札所33番の延命山菊水寺が正式名称だ。長享の番付では17番菊水寺小坂下となっている。本尊は聖観音一木造りの藤原時代の秀作で、県指定文化財に指定されている。境内には数基の古碑があり、その中には芭蕉の句碑がある。寛保年間に翁の50回忌に建てられたもので、秩父で最も古い句碑といわれている。「寒菊やこぬかのかかる臼のはた」と刻まれていて、広く知られている。
菊水寺は秩父札所33番の延命山菊水寺が正式名称だ。長享の番付では17番菊水寺小坂下となっている。本尊は聖観音一木造りの藤原時代の秀作で、県指定文化財に指定されている。境内には数基の古碑があり、その中には芭蕉の句碑がある。寛保年間に翁の50回忌に建てられたもので、秩父で最も古い句碑といわれている。「寒菊やこぬかのかかる臼のはた」と刻まれていて、広く知られている。